埋没親知らずを抜く

コンニチワ!サルシジミです。

私の下の奥歯には2本の親知らずが眠っております。サルシジミもいい年なので、出産とか考えているなら早め抜いたほうが良いと定期歯科健診に行くたびに言われていたサルシジミ。年をとると骨が固くなって抜きにくくなったり体力の問題もあり対応が難しくなるそう。さらに親知らずとその隣の歯の間に6mmほどの溝ができていて毎日をそこをウォーターピックと歯間ブラシでほじくっているのですが毎日ドブの香りがしてつらかったのもあり怖いですが行くことに決めました。

親知らずのコンディション

右の親知らず(阪神右投げ投手のランディ・メッセンジャーにちなんでランディと呼ぶ)は頭がちょこっと出ており、虫歯になったり横の歯を削ったり悪さをする可能性があるので抜いたほうが良いとのこと。ランディとその隣の歯はほぼ溝はありません。そして左の親知らず(阪神左投げ投手のジェフ・ウィリアムスにちなんでジェフと呼ぶ)は完全に埋まっていて全く生えてきていない状況。ほっといてもよさそうなのですが、ジェフとその隣の歯との溝がめっちゃ深くドブの産地となっています。ドブ起因の炎症もありこいつも放ってはおけないのです。そしてこのジェフがなかなかの曲者・・・。ジェフがなぜ生えてこないかというと骨にだいしゅきホールドされているため。骨を削って歯を砕いて取り出さないといけないのです。さらに神経に近いところに歯があるので歯医者さんでは対応不可能。ジェフはすんなり出てきてくれるのでしょうか。

大学病院を紹介してもらう

かかりつけの歯医者さんに大学病院への紹介状を作成してもらい、都合の良い日を伝えて予約してもらいました。紹介された歯科大学をGoogleMapで見ると星が3つ。さらにバイネームで先生への苦情を書いているお方も・・・。私の担当医はその人じゃなかったのでちょっと安心したゾ☆。紹介状とわたしのレントゲン写真の入ったCD-Rを歯医者で受け取りました。

大学病院へ向かう

ネットで情報を仕入れていた私は2日は確実につぶれると確信し、金曜日の手術をチョイス。いくらかかるかわからないので仕事中にとりあえず5万を下ろしに行く。術後は口を開けられないし噛めないという情報を得ていたのでコンビニで2日分のウィダーインゼリーを購入。会社を12時に早退し病院へ向かいました。しかも天気は雨。

大学病院到着

建物は古くいたるところ工事中でクッパ状みたいなとこに来てしまった…。まずは紹介状を持って受付、その後口腔外科の受付へ。大学病院なんて初めてだし白い巨塔のイメージで来たけどここは….なんというか野戦病院ですか?受付から診察台丸見えで診察台同士は小さいパーテーションがあるだけでちょっと横見たら隣が丸見え。学生が雑談したりしてわちゃわちゃした雰囲気。手術の不安がさらに煽られる。

問診開始

そして診察台に行くと研修医の大学生の拙い問診。事前に記入した問診票を読んで確認するだけ。不安。教育実習生の診療の許可書に同意しなかったんだけど問診はあるみたい。

その後先生が登場し今日の手術の説明。午後ならランディとジェフの両方を抜けると聞いて午後に予約したのに下の親知らず2本同時に抜くのは不可能とのこと。そもそもやったことないらしい。

そのへんちゃんと確認しとけやクソ医者。仕方なく問題児のジェフを今日はやることに。

手術開始

口の中を先生がチェックしたあとペコちゃんキャンディのようなものを無言で奥歯のとこに突っ込まれる。表面麻酔だったみたいですね。説明してほしかったな~。舌がだんだんまわらなくなってきました(^q^)

その後先生が「(親知らずが)長いな〜」という独り言を言いながら麻酔を打っていきます。「ごめんね〜痛いよね〜」とプスプス麻酔を打っていきます。表面麻酔がかなり効いていたので麻酔自体は全く痛くなく、極力緊張しないように心を落ち着かせていました。

麻酔も2本目に差し掛かったころ途中で背中が熱くなってきて心臓と背中がバクバクし始めました。

「気分は悪くないですか〜」

と先生に聞かれたので

「ひんほうがばひゅばゅしましゅ(心臓がバクバクします)」

というと

「え?」

麻酔と唾液ではっきりおしゃべりできないサルシジミ。
でも研修医が聞き取ってくれました。ようやく仕事してくれた。

麻酔の副作用でドキドキすることはよくあることらしくじゃあ大丈夫か〜と安心。

「お口ゆすいでくださいね〜」と言われ起き上がってコップを持つと。あれ?

手がめっちゃ震えとる!!志村けんのひとみばあさん並みに震えとる!!!プルプルしながらコップでうがいするとなぜか涙が。ゔーゔーと泣きうめきハーハー息が荒くなってくる!なんじゃこれ!手足もめっちゃ痺れる!あかん!死ぬやつや!先生も焦り始めて「バイタル!」って叫んどる!

先生「どうしたの!?」

サル「息が…..ハアッハアッ息が…できない….」

先生「できてるよ!!」

サル「!!!!!」

なんでお前が決めるねん!わしができひん言うとんねんからできてへんのやろがい!

と心の中で思いながらもゔーゔー泣き続けるサルシジミ。呼吸もどんどん荒くなっていきます。

別のおばちゃんが来て血圧図ったり心拍数計測する機械を取り付けられるサルシジミ。

おばちゃんが「ゆっくり息するよー」というので頑張って息してると呼吸は落ち着きましたが手足のしびれはしばらく続きました。恥ずかしかったのが涙がなぜかどんどん出てくること。びっくりしたのと怖かったので涙がずっと出てくる。10個以上年下の研修生に見られてるのも恥ずかしい。だって野戦病院だから壁もないしみんな見に来るよね。大学病院マジ最悪だわ。

「長年の経験からしてサルシジミさんはこのまま抜歯続けるのは難しそうだけど、どうする?別の日になるけど眠った状態のまま手術することもできるけど。」

と先生から提案があり、別日で調整し、本日の手術は中止に。

次回の麻酔の説明へ

研修生に連れ添われながら次回の麻酔の説明を受けに麻酔科へ。

耳の変なとこにピアスがあるロックテイストの若いねーちゃんが担当。野戦病院から落ち着いた診察室に来たこととやたら落ち着いてるおねーちゃんが相手で少し安心。全身麻酔かと思ったのですが静脈内鎮静法という半分眠った状態にする麻酔をするそうです。呼吸や返事はできるそうですが本人は全く覚えてない状態なのだとか。終わった後は二日酔いのような状態が続くそうなので付き添いがいたほうが安心らしいです。当日は夫に付き添ってもらうことに。少し心強いです。

手術は次回になりました

麻酔2本打った左頬の鈍い感覚とぼーっとした頭で帰宅。病院にいた時間は1時間半ほどでしたがどっと疲れました。今回ジェフを取り出すことができませんでした。今回のような症状が出てしまったのは麻酔の副作用と手術に対する緊張からくるものらしいです。上の親知らずを抜いた時や、歯の神経を抜いた時の麻酔ではなんともなかったのにな・・・。次回の手術でもきっと局所麻酔をするのでしょうが意識ない状態でまた暴れないか心配です。